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Albino Sound

梅谷裕貴(ウメタニ・ヒロタカ)は「フレイバー」が何かをよく理解している。職場である東京のダイナーで仕事に励んでいる以外は、彼はプロデューサー兼マルチ・プレイヤーとして音楽を制作し、Albino Sound(アルビノ・サウンド)という名義で発表している。彼のトラックは雄大かつ繊細で、クラウトロックとニューエイジからの影響を、複雑で軽快なリズムと豪華な雰囲気と8ビットのメロディーの中に注ぎ込んでいる。普段はまだ、文字通り「ベッドルーム・プロデューサー」として活動しているが、彼の作品は少しずつ世界に知られるようになってきている。そのうちのひとつが、ウェブサイト TheDayMag.jp の制作した短編ドキュメンタリー・シリーズに提供したサウンドトラックだ