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Tommy Guerrero Japan Tour 2009

言わずと知れた西海岸ストリート・カルチャーのカリスマ、トミー・ゲレロ。80年代に伝説の「ボーンズ・ブリゲート」の最年少メンバーとして彗星の如くストリートシーンに登場。ファッション/サブ・カルチャーまでをリンクさせ、感度の高い若者たちから圧倒的な支持を得ている。盟友トーマス・キャンベルが運営するgalaxiaから"Loose Grooves and Bastard Blues"をリリースしたのち、UKのMo'Waxよりリリースした"A Little Bit Of Somethin'"は、クラブシーンからも圧倒的な評価を受け、一躍トミーは「現代のウエスト・コースト・ミュージックのスーパー・スター」へと躍進することになる。日本ではキューピーハーフ(マヨネーズ)のCMのために書き下ろされた曲「It Gets Heavy」が知られるきっかけとなる。2002年にCM曲が入っている"Junk Collecto-EP"をリリース。2003年には、Lyrics Born (QUANNUM PROJECTS)をゲストに迎えた"Soul Food Taqueria"をリリース。同年8月に渋谷SHIBUYA-AXと大阪ON-AIRで単独ライブを行う。2005年にはトミーの新機軸を打ち出す傑作 EP"Year of the Monkey"を発表。同2月には日本初のサーフ・カルチャー・フェスティバル"The Greenroom Festival"で大トリをつとめ、3000人を超える観客を魅了した。また、同年8月には、SUMMER SONIC 05へ出演。ビーチステージのヘッドライナーをつとめる。そして、2005年12月には、同じくスケーターであるレイ・バービー、マット・ロドリゲス、チャック・トリースらと組んだBLKTOP PROJECT名義でミニアルバム"BLKTOP PROJECT"を発表し、新たな展開をはかる。2006年7月には2年半ぶりとなるアルバム"from the soil to the soul"をリリース。よりロック色の強いバンドサウンドを打ち出した、トミー・ゲレロの新たな試みでスマッシュ・ヒットとなった作品である。2006年夏にはアルバムのリリースパーティを新宿LIQUIDROOMにて行い、また、FUJI ROCKFESTIVAL06への出演を果たす。FUJIの WhiteStageでは1万人以上の観客を熱狂させるステージングを披露し、ライブアクトとしての技量の高さを見せつけた。2007年夏には1stアルバムの発売から10周年を記念して5thアルバム"Return Of The Bastard"をリリース。1stアルバムの空気感を07年に再現してみせ、原点回帰的でありながら、ここ数作のトミー・ゲレロ的な要素が混在した集大成的な作品。9月にはジャパン・ツアーを行い、東京、大阪、金沢、横浜の会場すべてSOLD OUTとなる。2008年3月に"BLKTOP PROJECT"の待望の1st アルバム"lane change"をリリースする。そして、2009年8月5日に2年ぶりの新作"Lifeboats and Follies"を日本独占リリース! 9月には全国ツアーを行う(東京、大阪、京都、金沢、岡山、福岡、横浜、静岡)。心地よいギターのアンサンブルとグルーヴ感溢れるリズムが重なりあい、一見穏やかな中にエッジィな研ぎ澄まされた感覚を刻み込む彼の音楽は、まさに誰にも真似ることのできない唯一無二の存在である。ジャック・ジョンソンらと並び、現在のアメリカのシーンにおいて、真のストリート・ミュージックを体現するアーティストであると言えよう。