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World Spin

ハウスは、70年代後半にシカゴで生まれた。ディスコやウェアハウスパーティーを経て熟成されたこの音楽は、その歴史の奥深さから、誰もがハマる魅力を備えている。World Spinはその魅力を伝えるため、音に、DJにこだわるパーティーである。現場を知らないヒットメーカーよりも、パーティーの流れや雰囲気をコントロールできるDJこそがフロアに必要であるはず。そんな信念と、ブラックミュージックに対する敬意をもって、ハウスというエレクトリックでソウルフルなダンスミュージックを発信し続けていく。それがWorld Spinのテーマである。



秋も深まりはじめる10月のWorld Spinは、Innate Soul Digitalを主宰するAndreHarrisがシカゴより初来日を果たす。80年代から数々のシカゴ・アンダーグラウンドなクラブでレジデントDJを務め、DJとして確かなキャリアを積んできた生粋のシカゴディープハウサーのプレイを、是非フロアで体感して欲しい。

http://www.worldspin.info/

http://worldspin.podomatic.com/



■Andre Harris (Innate Soul/Cajual)

シカゴディープハウスを牽引する存在であり、Innate Soul Digitalの主宰であるベテランDJ、AndreHarris。80年代後半、Lil LouisやFarley 'Jackmaster' Funk等に影響を受け、12歳でDJキャリアをスタートした彼は、その後、数々のシカゴのクラブでレジデントを勤め、プロのDJとして確かなキャリアを積み上げていく。1997年には名門CajualRecordsよりデビュー作'I Can't TakeIt'をリリース。初期シカゴハウスを彷彿させる土臭くドス黒いリズムと、耳に残るピアノリフ・ボーカルサンプルが多くのDJに支持される。プロダクションのクオリティは非常に高く、Estereo、Large、Nervousといった名門ハウスレーベルからのリリースや、Roy Davis Jr.、Ce CePeniston、盟友MarkGrantといったプロデューサーのリミックスワークは、多くのディープハウスファンの心を掴んではなさい。そのDJは、シカゴならではのスムースでディープな幅のあるハウスを聞かせてくれる。そこにあるのは、シカゴでの長年のキャリアが紡ぐソウル、そして古き良きシカゴアンダーグラウンドのヴァイブ。今では数少ない、生粋のシカゴディープハウサーである。

http://www.andreharris.com/