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Timothy Really Showcase

これまでCadenza、raum...などをフューチュアし、華やかかつ深みのある空間を演出してきたTimothy Reallyプロダクションによるレーベルショーケースギグ、5回目となる今回は、Timothy Really自らによるオウンレーベルショーケースを開催します。待望の自身のレーベルpanrecordsを立ち上げたRyo Murakamiや、ベルリンのメッカpanorama barでの公演を終えたばかりのSTEREOCiTI、そしてSo Inagawa,Sackrai,EriによるバンドプロジェクトSpekがセカンドアルバム収録予定の新曲を披露するなど、国内最高水準のラインナップがテクノ/ハウスシーンを次なる行き先へと導きます。

turn on, tune in, drop out...

■Ryo Murakami (panrecords)
Hiphop. House. Techno. 70'S Rock に影響を受け、DJ として活動をスタートさせる。のちにアナログシンセやリズムマシンなど、 オルタナティブな音にインスパイアされたダンスミュージックの製作に傾倒していく。クリスピーなミニマルミュージックの側面と、古典的なハウスミュージックの側面をあわせもつ彼の楽曲はDamian Lazarus、Steve Bug、Daniel Bell、Dennis Ferrer、Laurent Garnierといった流動的なシーンの中で長くその存在感を維持するプロデューサー達から"未来志向的なディープハウス"と称され支持を得ている。またライブセットでは最小限かつ最良の音素材が生み出す緊張感とグルーヴにより、シーケンスが進んでいく毎に気が遠のくほどの深海へとクラウドを誘う。さらには今後、来年に控えるEUツアーや、各国からのリリース、そして自身のレーベルpan recordsの立ち上げなど、国産ダンスミュージックをさらなる高みに運ぶクリエイションに目が離せない。
http://www.myspace.com/ryomurakami
http://www.myspace.com/0panrecords0

■Spek (Timothy Really)
00年よりthe suffragettesとしてフランス、ドイツ、UK、USA、カナダ等のレーベルからの12インチのリリースやUKの老舗ハウスレーベルNRKのコンピレーションCDへの楽曲提供など、ワールドワイドな活動を行う日本人プロデューサーSo inagawaとSackraiによる、ヴォーカリストEriをフィーチャーした未来志向のテクノバンドプロジェクトSpek。綿密に練られたエレクトロニックかつしなやかなリズムと優しい彩りの音響空間の中、Eriのコントラルトを伸びやかに響かせる1st アルバム「Spek doN't take more」を08年2月にリリース。来年初頭に2ndアルバムをリリース予定。
http://www.spek.jp

■STEREOCiTI (Mojuba)
伝説のclub、maniac loveにて毎週土曜日に開催されていたパーティ「cycle」にてhouse DJのキャリアをスタートする。ブラックルーツミュージックに奥深く、一貫した意味でのディープネスなスタイルを、ハウスを軸に表現する。宇宙にも及ぶ音の風景を表現したスタイルは、言葉で表すにはあまりにも深い。Mike Huckaby やRuss Gabrielらにその才能を見いだされ、世界に向けてDJ mixや楽曲が発信された後、08年にスペインのDeep explorer musicよりEP『Citifunk EP』、Scott FergusonやBaazらとのカップリングEP『Up to the surface』をリリースする。2009年にはドイツのMojubaとの専属契約にサイン、EP『early light』が発売され、LawrenceやDaniel Bellをはじめ多くのDJがプレイ、ドイツの音楽誌「debug」のチャートで2位にランクインを果たす。09年末には同レーベルより2nd EP、10年にはアルバムのリリースがスタンバイしている。また、09年10月にベルリンpanoramabarで行われるmojuba & a.r.t.less nightに招喚されている。現在、東京の地下よりworldwideに発信するnew deep houseムーヴメントの核に立つDJ/プロデューサーである。
http://www.myspace.com/stereociti