この国のパーティシーンに多大な影響を及ぼしてきた“World Connection”のタイトルを冠して。永い歳月を経て、ハウスミュー ジックのオリジネーターといえる超重要人物がついに東京へ還ってく る。LIL’ LOUIS。シカゴ郊外に生まれ、12歳の 頃よりDJプレイを開始。世界に向けてハウスという新たな価 値をもつ音楽を発信しながら、ついには衝撃のセカン ドシン グル「FRENCH KISS」で400万枚を超えるセールス記録 を樹立したその偉業は、永遠にシーンの中で語り継がれることだろ う。2004年には、ワールドツアー “LAST DANCE”をもって惜しまれながらDJ活動を停止。その後の復活 から日本のファンの前に姿を現すのはこれが初めての機会となるだ けに、全ダンスミュー ジックファンにとって見逃せない 2 DAYSである。MICROCOSMOS、そしてAIR。個性の異な る2つの空間で紡がれる、至高のロングセットを全身で体感せよ。※来場者全員に『World Connection feat. LIL' LOUIS 02.13.2010.SATURDAY@AIR』の\2000入場チケットをプレゼント!!
Lil' Louis
ハウス・ミュージックの超偉人“リル・ルイス”。1974年 12才の頃からフランキー・ナックルズ、ロン・ハーディらと同様 に、オープンリール・テープデッ キを用いてフィリー・ソウ ルやディスコをロング・エディットしてプレイし、17歳に なった頃には独創性の高いプレイ・スタイルによりシカゴ屈指の人気DJ となったシカゴ・ハウスのオリジネーターである。80年頃よ り本格的な作曲活動を開始。84年の初作「How I Feel」を皮切りに、「Frequency」「Video Clash」 「Blackout」「Wargames」など、ハウス史上に燦然と 輝く大傑作を残す。そして、彼の特異なセンスにもっとも驚嘆させ られたの が88年「French Kiss」である。疾走 する悦楽的なベース・ラインがスローダウンしたかと思いきや、突 如、どエロい喘ぎ声がとどろき、再びテンポが急上昇するXレイ テッ ドな超絶発狂ブレイクは、当時のシーンに衝撃を与えた。89年、1stアルバム『From the Mind of Lil' Louis』 を発表。ここでは、テクノ的で無機質なビートが跳躍するフロア志 向のトラックから、ジャズ/R&Bにインスパイアされたスロー テンポ なナンバーまでを披露し、広範な音楽性と実験精神を 見事に結実させた。92年の2nd『Journey With the Lonely』からは、活動拠点をニューヨークに移し、より深く温かみ のあるサウンドへと進化。シングル・カットされた「Club Lonely」は、500万枚のビッグ・セールスを記録した。その後 も、ミシェル・ンデゲオチェロ/ベイビーフェイスとのコラボレー ションや、リトル・ル イ・ヴェガとのユニット"Black Magic"で、崇高な才能を発揮。長年にわたり数々のオリジナリ ティー溢れる作品を世に送り続けた彼がDJ活動30周年となる 2004年初頭に「フライ トケース(レコードボックス)の蓋を 閉じるつもりだ」と突然のDJ活動停止を発表。2004年 12月の"Last Dance" ツアーを最後にDJを引退した。 アルバム『Two Sides to Every Story』、そして自身初の著書『a Man's Diary』のリリースを記念して、実に5年振りに再始動する。
http://www.kingstreetsounds.com
http://www.myspace.com/kingstreetsounds
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