テクノ~ミニマル・シーンきっての才媛DINKY、RESIDENT ADVISORの2009年度Top 20 Albumsにも選出された最新アルバム『Anemik』(Wagon Repair) を引っ提げ本邦初のライヴ・セットでUBIK @ UNITへ帰還!! 盟友MATTHEW STYLES (HORIZONTAL / BPITCH CONTROL / CROSSTOWN REBELS) が同行、HORIZONTAL NIGHTと銘打って至高の一夜をお届けします。
■DINKY (HORIZONTAL / VAKANT / WAGON REPAIR - BERLIN)
www.myspace.com/dinkydj
チリの首都サンティアゴ生まれ、ニューヨークを経て現在はベルリン在住。レーベル<Horizontal>主宰するDINKYは、同郷のリカルド・ヴィラロボスとルチアーノを猛追する女性DJとして現行ミニマル・シーンで知られている。10代の頃にコクトー・ツインズやディペッシュモード、プリンスなどに触れ音楽の扉を開く。当時ベルリンに住んでいた姉の影響でプラスティックマン、エイフェックス・ツインやカール・クレイグなどのテクノに目覚める。1994 年にリカルド・ヴィラロボス、ダンディ・ジャック、アトム・ハートそしてルシアーノと出会う。この年はじめてベルリンに渡りE WerkやTresorなどのクラブを体験、DJヘルやジェフ・ミルズなどヨーロッパ・トップ・クラスのDJを目の当たりにする。90年代の後半にニューヨークのマンハッタンに移住、コンテンポラリー・ダンスの学校に通いながらボディ&ソウルのパーティでもレギュラーをつとめるなど彼の地のクラブ/テクノ・シーンにどっぷりと浸るようになる。2001年にドイツのTraumから初めてのアルバム『Melodias Venenosas』を、2003年にはCarparkから『Black Cabaret』を発表。その後ベルリンに移住、2005年にCocoonからのシングル「Acid In My Fridge」がブレイクしてミニマル・シーンを中心に人気を博し、トップ・アーティストとしての揺るぎない地位を獲得する。この年自身のレーベル<Horizontal>も立ち上げ、自らのリリースのみならずMatthew StylesやAndres Bucciなどの新しい才能もサポートするようになる。2007年11月にはダミアン・ラザルス率いるCrosstown Rebelsの人気MIXシリーズ『Get Lost』のミックスを手掛ける。2008年8月、自ら主宰するHorizontal音源をノンストップ・ミックスしたレーベル・ショウケース『Dinky Mixes Horizontal』を日本独自でリリース。2008年10月、オリジナル・アルバム『May Be Later』をAlex SmokeのVakantからリリース。細部まで丹念に仕上げられた音へこだわりを感じさせる珠玉のディープ・テックハウス・トラックスは、確固としたオリジナリティと今までの彼女の経験とキャリアの集大成と呼ぶに相応しい幅広い内容となった。2009年、マシュー・ジョンソンの熱烈なオファーによりWAGON REPAIRからシングル「Lydian EP」をリリース、10月に最新アルバム『Anemik』をリリース。アナログ・シンセや生楽器を大胆に取り入れたまるでコブレストーン・ジャズの様なライヴ感覚溢れるグルーヴィーな仕上がりを見せている。エレクトロニック・ミュージックに特化したオンライン・マガジン「Resident Advisor」の2009年度Top 20 Albumsにも選出された。彼女のキャリアはひとつの節目、ピークを迎えようとしているのは間違いない。
■MATTHEW STYLES (HORIZONTAL / BPITCH CONTROL / CROSSTOWN REBELS)
www.myspace.com/djmatthewstyles
イングランド西部の音楽一家に生まれたマシュー・スタイルズは、父親からの影響で早くからDJとしてその音楽的才能を開花させた。Tony Humphries, Bobby Konders, Kenny Carpenter, Steve “Silk” Hurleyなどの存在を、年長の友人から貰った今となってはお宝といえるMIXテープを通じて知った。18歳の頃にDJとしてのキャリアをスタート、過去10年間で世界中の多くの素晴らしいクラブやパーティーでプレイし続けている。中でもDamian Lazarusと共同運営していたレーベル、Crosstown Rebelsのパーティーやベルリンの名実共にNo.1クラブであるパノラマ・バーやロンドンの大箱ファブリックでのレギュラー・パーティーでは、常にオーディエンスを沸かせている。また、ロンドンの悪名高いTバーやファブリックでのサンデー・アフタヌーン・パーティー "Dig Your Own Rave" を主催、Ricardo Villalobos, Craig Richards, Luciano, Magda, Pier Bucci, Dinky, Shackleton, Baby Fordなどの豪華なゲストを迎え大きな成功を収めている。2007年、ベルリンへ移住。制作サイドでもHorizontal, Diamonds & Pearls, Bpitch Control, Disco45, Crosstown Rebelsなどから精力的なリリースを重ねている。
■DJ SODEYAMA
www.myspace.com/djsodeyama
多角的視点からのテクノ/ハウスミュージックを軸とし、彼ならではのテクニックとスタイルで独自の世界を創りあげるDJ/トラックメーカー。奇数月レギュラーパーティー『ARIA @AIR』を中心に多くのパーティーへゲスト出演をしている他、韓国、台北、北京、オーストリア、ドイツ、ギリシャ等でもツアーを敢行するなどワールドワイドに活動。2006年4月渾身のファーストアルバム『Metal Heart』をリリース。様々なダンスミュージックを完全網羅した内容で各方面から注目を集めた。その後、MARCO CAROLAのリリースで知られている『ZENIT』と契約。3枚のEPを立て続けにリリースし世界中のDJ達がプレイ。2007年7月にはセカンドアルバム『DUAL』をリリースし、更に深化したサウンドデザインとクオリティーで一線を画する存在を示した。現在は自身のレーベル『NO:MORE REC』の運営し、日本人クリエーター総勢14名によるREMIX ALBUM『The:remix』をリリースし、多くの楽曲がチャートにランクイン。同時にアルバムリリースツアーとしてベルリンツアーも行い成功を収めた。その後、カナダのレーベル『archipel』よりリリースされたE.P.『NOW IS THE TIME』がLAURENT GARNIER、LUCIANOをはじめMATHIAS KADEN、NICK CURLY、GLIMPSE等にプレイ、サポートされ注目を集める。このリリースをきっかけに2009年6月には北米ツアーを行う等、活動の場を更に広げている。
MINIMAL TOKYO
www.minimaltokyo.com
DJ/VJ/プロデューサー/デザイナーなど、様々な分野で活躍する国際色豊かなメンバーによる音楽イベント。2006年7月開始以来、青山Soft、恵比寿Liquid Loft、代官山UNITなど都内のクラブで「アートとテクノの融合」をテーマに音楽イベントを開催している。レジデントDJのTatsuya, Ivan Kuzbass, Shu Okuyamaによる抜けの良い独特なミニマルサウンドに加え、毎回招待する海外のアーティストにより、東京のテクノシーンの中でもトップクラスのエレクトロニック・ダンスミュージックを提供してる。また、Minimal Tokyoはクラブミュージックの枠を超え、個人や大型アートイベントのサウンドコーディネーションも行っている。音楽シーンから生まれた流れが、ファッション、ライフスタイル、そしてこれまでになかった刺激を求める人々のコミュニティーへと波及し、新しいカルチャーそのものとなることを目指している。
- DATE:
- 2010-02-12 FRI
- OPEN:
- 23:30
- VENUE:
- UNIT
- PRICE:
- ¥4000
- LINE UP:
- [featuring Live] DINKY (HORIZONTAL / VAKANT / WAGON REPAIR - BERLIN), [DJ] MATTHEW STYLES (HORIZONTAL / BPITCH CONTROL / CROSSTOWN REBELS) and DJ SODEYAMA (ARCHIPEL / NO:MORE REC), [VJ] BLIND ORCHESTRA, 【Saloon】Minimal Tokyo Lounge - Tatsuya (Minimal Tokyo), Shu Okuyama (milnormodern records), Ametsub (nothing66), Valentino De Bronff (minimood)