■Funky DL
ジャズヒップホップの代名詞、ジャズを元に作られた多種多様のトラックやビートを真っ向から捕らえたラップ、UKヒップホップを常に引っ張り続けてきた大物アーティスト、それがFunky DLである。なんといってもDLの特徴はその卓越されたサンプリングスキルである。ジャズの魅力を最大限まで引き出し、軽快なビートと融合させる。ピアノ、ホーン、ギターといった生楽器を美しくループさせた メロウでリズミカルな楽曲は、今なお世界中で支持されておりジャズヒップホップ界のパイオニアとしてシーンに多大なる影響を与え続けている。過去7枚のアルバムリリース、中でも5枚目のアルバム "ブラックカレントジャズ" は "ジャズヒップホップの金字塔"と世界中のメディアから賞賛された。DLがアルバム製作にあたって最も重要視すること、それはコンセプトだという。一年に一枚のペースで新譜を発表してきた彼がアルバムごとにコンセプトを打ち出し、そして自らが愛してやまないジャズミュージックで表現していく。近年では自らの楽曲をラテンリミックスしたコンセプトアルバムを発売したりと、年を重ねても常に新しいスタイルへと挑戦している。彼の活躍は世界中に知れ渡り、ヒップホップの本場アメリカでも多くの人々に支持されている。2002年には日本、アメリカ、ヨーロッパへ自ら立ち上げたレーベル"Washington Classics"のアーティストとともに世界ツアーをまわり大規模な海外進出も実現させた。その反響は大きく日本のみならず世界中からDLへの楽曲依頼が殺到し、その中にはミッシーエリオットやキースウエストなどという、アメリカのトップアーティストからの依頼も含まれていた。自身のレーベル "Washington Classics" ではFunky DLはもちろんのこと次世代のアーティストの育成に力を注いでいる。DLプロデュース初のR&Bシンガー Thursday Loveも2003年に日本デビューをかざっており成功を収めている。2006年ジャズヒップホップ界の歴史をつくってきたFunky DLの楽曲達がついにファン待望のベスト盤としてリリースされる!DAY TRACK初となる洋楽プロジェクトの第一弾を飾るにふさわしい本作は、ヒップホップファンのみならずジャズファンをも納得させる1枚になるであろう。
■Anchorsong
MPC2500とキーボードを駆使し、オーディエンスの目の前でリアルタイムに楽曲を打ち込んでいくという独特のライブパフォーマンスを武器に、2004 年9月より活動を開始。 Youtubeにアップされた数々のライブ映像が驚異的なアクセス 数を記録するなど、その個性は国内外で大きな話題を呼んでいる。2007年5月に初音源 となる"The Storytelling EP"を発売し、ジャンルの垣根を超えた幅広い層からの支持を集め、異例のロングセールスを記録し続ける中、さらなる飛躍のた めに、同年10月に活動の場をロンドンに移す。 その個性的なライブパフォーマンスは、ダンスミュージックの本場において も瞬く間に話題となり、DJ Krushのロンドン公演のオープニングを2度にわたって務める他、 Bonobo, Jaga Jazzist, Daedelus, Hexstatic, DJ VadimといったNinja Tuneのアーティスト勢のサポートを多数経験。2009年1月、 2ndミニアルバム"The Bodylanguage EP"をLastrum Music Entertainmentより発売。同年3月にはアメリカはテキサス州、オースティンにて開催された音楽フェスティバル、SXSW (サウス・バイ・サウス・ウエスト)に、UKベースのアーティストとして出演。そこでのライブパフォーマンスがBBC Radio 1にてDJを務めるHuw Stephensの目に留まり、"BBC Introducing"にて楽曲が数回にわたって紹介される。そして2010年6月9 日、3作目となる"The Lost & Found EP"をLastrum Music Entertainmentからリリース。The Cinematic OrchestraのStuart McCullamをして「新しい才能」と言わしめるなど、既に各方面から多大な支持を集めている。今作も前2作同様にCD + DVDとの2枚組での発売となる。
http://anchorsong.com/
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