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Angle × Matthew Herbert 2011

常に時代を驚かせ続け、同時代に生きている事を誇りに思える数少ない"リアル"アーティスト「Matthew Herbert」!!昨年TAICOクラブで来日し、Dommuneへの出演とDJプレイ、そして京都メトロでの神懸かったプレイでその圧倒的存在感を改めてアピールしたこのダンスミュージック/サンプリング界の異端児にしてカリスマが、大きな論争を巻き起こした話題の三部作プロジェクト最終章『ONE PIG』を引っ提げ今年も再び[Angle]と奇跡の合体!!

10年前、「RADIO BOY名義」での初メトロ公演では、ビンやCDを叩き割り、ビッグマックやTVモニターを破壊し、その物音をリアルタイムでサンプリングしてビートを構築するという、まさに鳥肌が立つ程のパフォーマンス!後にも先にもあれ程の衝撃にはお目に掛かった事が無い衝撃のステージは、世界を挑発する実験性と、真摯なメッセージ性、クリアな問題意識と政治性、そしてあまりに奇妙で美しい音楽、文字通り「歴史的アクト」となった!「マシュー・ハーバート」名義の他に「ドクター・ロキット」、「ウィッシュマウンテン」、「レディオ・ボーイ」等数々の名義で問題作を発表、更にはビョーク、REM、ジョン・ケール、ヨーコ・オノ、セルジュ・ゲーンズブール等の多岐に渡るアーティストのプロデュースおよびリミックスでもその特異さは際立っている!ハーバートがすべての楽器や歌を一人で演奏し録音して作った『One One』、ドイツの一ヶ所のクラブで一夜の間にサンプリングされた音源だけを用いて作った『One Club』に続く『ワン』プロジェクトの第三弾にして最終章、既に物議をかもしている最も社会的、政治的な野心作『ONE PIG』は、誕生から屠殺され食べられるまでの、ブタの生涯をサンプリングして制作される「1 匹の豚の誕生から死までを追った」前代未聞のコンセプト・アルバム!!ハーバートは言う「音楽にはまだ人々を挑発する力が残っているんだ」と。今宵は、その天才/変態紙一重な発想と、深くハードコアな思想とラディカルな批評性、そしてディープでアヴァンギャルドな問題作『ONE PIG』、そして更にテクノ/クッリクハウスの歴史的役割を果たした永遠の傑作『Bodily Functions』10周年記念版としてスペシャル・エディション版2枚組の W リリースパーティー!!彼自身が昨年のkmf redioのインタビューで「非常に音楽に対して積極的だ」と愛着を持っている、京都のオーディエンスの前に再び帰ってきます!

競演には、一台のターンテーブルとDJミキサー、フットペダル、エフェクターに攻撃的なスクラッチを駆使し展開する、孤高のワンターンテーブリスト「DJ DUCT」!今夏のDJ KRUSH20周年祭@LIQUIDROOMでも驚くべきプレイを展開した彼が、今宵はDOMMUNEでのJeff Millsとの競演時に披露し巷で大きなリアクションを呼んだあのスペシャルTechnoセットで再び登場!!!

昨年もオーディエンスの期待値をはるかに超えた、インテリジェンスとユーモア、実験精神と心の琴線を揺り動かす唯一無二なDJプレイで魅了してくれたミスター・ハーバート!今年はどんな驚きと歓びをもたらしてくれるであろうか!!


HP:http://www.hostess.co.jp/matthewherbert