EVENTS

Laurent Garnier “Our Futur“ Japan Tour” 2012

あれから多くの時が流れ、クラブシーンを取り巻く環境は大きく変わってきている。それでも、ダンスフロアに集まる人々が、求め、見つけ、そして持ち帰るものの本質はそれほど変わってはいない。
ガルニエがプレイするとき、そこにはそんな根本的なものがつまった濃密な時間が約束されている。それも、昔と変わることはない。
今年は、タイトなDJセットで、その原点に今一度立ち返り、我々の未来への道標を各地に築くつもりであるという。ダンスフロアの未来はいったいどこにむかっていくのだろうか。


[Laurent Garnier ]
アシッドハウスがヨーロッパを席巻した1987年に伝説のクラブ、マンチェスターの“ハシエンダ”で
キャリアをスタート。以来20数年以上に渡り、エレクトロニック・ミュージックのシーンで常に
重要な役割を担い、現在では世界3大DJの一人とも称される。長期にわたりレジデントパーティを
行っているパリのREXクラブでは、彼がプレイする夜に長蛇の列ができるのはもはや日常的なこと。。
ロランはデトロイト・テクノの巨匠からも、ラジオやDJセットで獲得してきた若いファン達からも、
同様にリスペクトされる数少ない伝説のDJであるといえる。DJとしての輝かしいキャリアとは別に、
これまで彼はプロデューサーとしてもその才能の奥深さを証明し、フレンチ・ハウス、テクノの
第一人者として、1994年にファースト・アルバム『Shot in the Dark』をリリース。
続いてリリースしたセカンド・アルバム『30』では一つのターニング・ポイントを向かえ、
これを機に多忙なDJとしてのスケジュ?ルを減らし、自身の音楽制作に集中するようになる。
'98年にパリで初めて開催されたテクノ・パレードでは実に10万人が集ったメインステージで、
後世に語り継がれる伝説のセットを披露。
2000年にリリースした3rdアルバム『Unreasonable Behavior』ではさらに成熟したサウンドで、
これまでよりも更に幅の広い音楽性を打ち出すことに成功、
シングル『The Man withThe Red face』は2000年度のベスト・シングルにも選出される。
耳の障害による一時休業という、最悪の時期を乗り越え、カムバックとなった
2001年のエレクトラグライド以降 日本全国を回って、自分の音楽を通じて、
日本のダンス・ミュージックシーンの育成に尽力したい、という本人の強い希望により
毎年行っていたジャパンツアーでは、日本全国を廻って自分の音楽を通じて、
日本のダンス・ミュージックシーンの育成に尽力したいという本人の強い希望により、
比較的小さなクラブを中心に出演し、彼がこの20数年間において培って来た集大成を
日本のファンに細かに伝え、各地で成功をおさめる。2005年にはアルバム
『The cloud making machine』がリリース。ダンスをまったく意識しないシネマティックな大作
を仕上げ、同年のフジロックフェスティバルへ出演も果たす。
2006年の来日では、常に開拓者としてのスピリットを忘れない彼らしく、WOMBでDJ MARKYと、
ドラムンベースセットでのバトルも披露し、ファンの度肝を抜いたのは記憶に新しい。
2007年にはJazzミュージシャンを引き連れ、ニューリリースされたアルバム“Public Outburst”
を引っ提げ国内初のライヴツアーを行う。Techno、Drum n’Bass、ElectronicそしてJazzの融合は
新たな反響を呼ぶことになった。
自叙伝『ELECTROCHOC』は日本でも翻訳され、80年代末のサマー・オブ・ラブからラヴ・パレード、
そしてURやジェフ・ミルズへと続くダンスミュージックの熱い季節を忠実に描いた。
ここ数年はライブを中心に活動を続けていた彼も、昨年、ドイツのInnervisionsより、
12インチ“Back to my roots”をリリースし、 その夏のアンセムとなる。今年に入り、
ニューアルバム 『Tales of a kleptomaniac』を完成させるなど、彼のクリエーションは
休むことをしらない。今では伝説となったYELLOWクロージングナイトでのプレイを経て、
ダンスミュージックの新たなるチャプターで彼が我々に伝えるものは一体何なのか?
2010年の幕開けとなった恵比寿ガーデンホールのカウントダウンイベントでは4500人の
オーディエンスを熱狂させたのも記憶に新しいところである。

http://www.myspace.com/laurentgarnier



ALEX from TOKYO
(Tokyo Black Star / Innervisions / world famous NYC)

世界を股にかけるパリ生まれ東京育ち、NYCベースのインター ナショナル・エクレックティックDJ、
プロデューサ&ワールドフェイマス・コーディネータ 。
2004年から活動の拠点をニューヨークへ移し、DJとして日本、アジア、ニューヨーク、ヨーロッパ各地など
世界を飛び回る多忙振り。
日本では13年も続けているDJ NORI、長谷川賢司、FUKUBAとのサンデー・アフタヌーン・パーティ
「GALLERY」では多くの音楽ファンを魅了し続けけている。
またその一方で、熊野功雄と共にTOKYO BLACK STAR名義で音楽制作も展開している、
2005年からこれまでDIXONとAMEが運営しているベルリンのレーベルINNERVISIONSからリリースされている5枚のEP、
フル・アルバムが国内外各地で評価されており、世界のトップDJによってプレイされているのは周知の通りである。
その他に、ファッション・ブランドY3のNYCでのファッション・ショーの音楽のコーディネーションを担当、
Y3の世界中の全ショップの音楽のプロデュース、アート展ART BASELのオフィシャル・パーティでのDJ、
Tokyo Black StarとしてLOUIS VUITTONのウエブサイト用での最新コレクションのアニメーションの音楽と活動を広げている。
バイタリティ溢れる彼から発信される今後の活動に注目と期待が集まっている。

http://www.alexfromtokyo.com
http://alexfromtokyo.sakura.ne.jp/blog/