Tony Humphries待望の再来日!1980年代、NJのクラブZanzibarのレジデントDJとして人気を博し、93年にはロンドンのMinistry Of Soundのレジデントに就任するなど30年のキャリアを誇る。Timmy RegisfordやLouie Vega等も彼から受けた影響は大きいと語る程。昨年秋にはNYでDavid Morales、Louie Vegaと共に"3 Kings Of House"にて共演して話題となった。90年代GoldでのプレイやKiss FMのミックステープが評判となり、ここ日本でも熱狂的ファンが多い。Godfather of New Jersey Soundの異名を持つTonyの登場は見逃せない!
▲Tony Humphries: トニー・ハンフリーズ
アンダーグラウンド・ダンス・ミュージックの歴史、とりわけハウス・ミュージックの歴史を語る上で絶対に外せない伝説のDJの一人、Tony Humphries。ゴッドファーザー・オブ・ニュージャージー・サウンド、ミスター・ザンジバー等の異名を持つ彼は、NYブルックリンで生まれ育ち、 1970年代後半からDJ活動を開始。1981年、Club TribecaでプレイしていたTonyのミックスを気に入ったプロデューサー、Shep PettiboneがNYの人気ラジオ局KISS FMで流したTonyのミックス・テープは大評判となり、彼自身の番組をウィークリーで持つ程の人気DJとなる。また、1982年にはニュージャージーの伝説的クラブ、ZanzibarのレジデントDJとして毎週末プレイし始め、その人気は当時Paradise GarageでプレイしていたLarry Levanに次ぐ程だったと言われている。今現役で活躍しているTimmy RegisfordやLouie Vega、Blaze等も当時のTonyから多大な影響を受けたと語っている。1979年にオープンしたZanzibarはオープンから2年間、 Hippie ToralesがレジデントDJを務め、1981年以降は毎週水曜にLarry LevanやTee Scott、Francois K.等の人気DJ達も定期的にプレイ。そこで週末のレジデントDJをLarry Patersonと共に任されたTonyは、KISS FMでのプレイもあり、当時彼がプレイしていた数々の楽曲を全米レベルでの大ヒットへと導く程の影響力を誇っていた。MTUMEの「JUCY FRUIT」はその代表的な一曲である。また、プロデューサー、リミキサーとしても活動し始め、Chaka KhanやJanet Jackson、Jungle Brothers、Queen Latifah、Inner City、Soul II Soul、First Choice、Adeva、Blaze、Ultra Nate、Mass Order、Alison Limerick等、数々の楽曲を手がけ、いずれも大ヒットさせている。1993年にはロンドンの人気クラブMinistry of SoundのレジデントDJとなり、X Press 2やPete Heller & Terry Farley等の当時のロンドンのニュー・サウンドをいち早く紹介し、ヨーロッパでも絶大な人気を得る。1998年、自身のレーベル [YELLORANGE]を設立。その後2004年には[TONY RECORDS]を設立し、現在も多数の良質な作品をリリースし続けていて、ヨーロッパ、とりわけイタリアで絶大な人気を誇っている。昨年は、NYで David MoralesとLouie Vegaと共に"3 KINGS OF HOUSE"というパーティーでプレイし、彼独特の黒いサウンドで多くのファンを魅了している。
- DATE:
- 2012-02-04 SAT
- OPEN:
- 22:00
- VENUE:
- eleven
- PRICE:
- 3500
- LINE UP:
- [DJ] Tony Humphries (Tony Records / NJ), Toshiyuki Goto, [Lounge DJ] Toshio Bing Kajiwara (THEGODSARECRAZY), DJ SHO (Luv&Dub Pradise / HOUSE NATION since1985), HAKKA-K (Luv&Dub Pradise), YUKARI BB (JUNO RECORDS), Hosted by Niiiyan & NAGOYA, SHAR