■2/11(土)
□Nu Spontaneous Combustion feat.Movits! (from Sweden)
□@ 新宿 音
□CHARGE at door \2500(2d) / with flyer & Discount \2000(2d)
□OPEN 22:00~5:00
□Flyer Design
Yuichi Kaneko(Drape)
■OTO:
新宿区歌舞伎町1-17-5-2F
TEL:03-5273-8264
MOVITS!(モービッツ!)
http://movits.se
http://www.rambling.ne.jp/archives/2011/11/movitsappelknyckarjazz.php
スウェーデンはルレア出身のヒップホップ&スウィング・バンド。もともとはリード・シンガー&作詞を務めるジョアンと、DJ&作曲、プロデューサー役をこなすアンダースによる、兄弟ユニットとして結成された。結成当初はPlaneten Jordenと名乗り、アコースティック調のヒップホップやレゲエ・ミュージックを中心とした楽曲を発表していたという。その後、サックス・プレイヤーのホアキンが加入し、現在のトリオ編成となる。やがて3人はバンド名をスウェーデンの伝説的ミュージシャンの名にちなみ、「Movits!」に変更。 2005年にはヨーロッパを中心にライヴ活動を開始。その後、JAZZ的な要素を含むドラムやホーンに魅せられ、彼らのサウンドが徐々に変化していく。自らのサウンドを「Äppelknyckarjazz」(※Applestealingjazz:1930~40年代のスウェーデンのストリート・キッズ達が好んで着ていたズボンの名称にちなんだもの)と名づけ、その知名度は段々とワールドワイドなものに。 2008年に満を持して発表された1stアルバム『 Äppelknyckarjazz 』は瞬く間に大ヒット。ヨーロッパを飛び越え、翌年にはデジタル形式でアメリカでもリリースされた。楽曲のレコーディング時には10名以上のミュージシャンをスタジオに呼び、レコーディングにはおよそ3年以上をも費やしたという。「もともアコースティックな音楽をやってたから、あんまりサンプリングという手法は使わずに自分達で演奏した音を使いたいんだ」とはプロデューサーを務めるアンダースの弁。スウィング・ジャズの帝王、ベニー・グッドマンの影響を色濃く受け、同時にヒップホップ・グループ、アウトキャストのメンバー、アンドレ3000のスタイルにも大きな影響を受けたというサウンドはまさに唯一無二。また、母国語であるスウェーデン語でラップすることをバンドのアイデンティティとしており、歌詞のトピックは社会問題を題材にしていることが多い。彼らのヒット・シングル" Fel Del Av Garden"は、軽快なリズムと洒落っ気たっぷりのPVとは裏腹に、巨大な資本社会の構造に疑問を呈しているという内容だ。2011年4月には2ndアルバム『Out Of My Head』をワールドワイド・リリース。今年に入ってからは2ヶ月以上にも及ぶアメリカ&カナダツアーも慣行している。今、もっともイカしたスウィング野郎たちに乗り遅れるな!
「スウィングに魅せられたヒップホップ・スタイルこそがMovits!のサウンドさ。最も影響を受けたアーティストは、ベニー・グッドマンだね。自分たちですらやったことが無いような、誰にも似ていないヒップホップ・バンドを目指したんだ」
-毎年アメリカ・テキサス州で開催されている世界最大の音楽コンベンション [SXSW]のインタヴューより。
2012.02
11
SAT