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syndrome

ここは自由だ。
それぞれの思惑が〝シンドローム=同時進行”しながら 繋がり、重なり、離れる空間。

しかし、その根底に流れるグッド・ミュージックは、そんな人達を一つの方向へと導く力を秘めている。

DJという行為がずっと特別 だったあの頃。十代の僕らは、今は無き王子3DでケンジがDJをする姿に突き動かされ、僕らはクラブに通った。週末も平日も関係無く、 よく遊んだ。友達が増えて、好きな娘が出来て、好きな曲が出来て、そうしたらいつの間にかクラブが自分の場所になった。もっ と知りたくてDJを始めた。お金を貯めて機材を買った。レコードをア ホみたいに買った。DJで貧乏した。でもそんな事はあの当時、当たり前で他もみんなそうしてた。

今はそれぞれ。僕らが集まる事もめっきり少なくなった。それでも年に一度、シンド ロームをやる。その日はあの時をとにかく思い出す。back in good old days.何もかもがある訳じゃないけど、あの時の気持ちだけは持っていく。それが皆にも伝わ り、何だか素晴らしい体験になれば、それは良いなと心から思う。