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in the mix

青山LOOPが1995年にオープンして以来続いてきた、まさに同店の"顔"といえるパーティー、それが【in the mix】である。
LOOPオーナーであるDJ MOCHIZUKIのディレクションのもと、これまで時代の移り変わりに呼応するかのごとく様々なダンスミュージックを貪欲に取り入れ、青山の夜を彩り続けてきた。
その「変化」を続ける一方で、ここ数年テーマとして掲げているのが「シリアス」だという。
これはジャンルではなく姿勢であり、DJ MOCHIZUKIのジャンルはおろか、BPMをも自在に操る暗黒の呪術のような麻薬的世界観、
そして鋭いセンスによって招かれた数々の国内/国外のアーティストの面々(in the mix web を参照→http://www.base-tokyo.co.jp/inthemix/)を振り返ってただけると納得できるだろう。
そんなDJ MOCHIZUKIと活動を共にするのは、硬質なダンスビートと情緒溢れるジャズ、ラテン、ソウルミュージックを縦横無尽に駆け巡るMASAYOSHI KIMURA、
ジワジワと蜘蛛の糸に巻き込まれていき、気づけば脱出できなくなっているかのような深みを魅せるTOKUKAZUの2人。
それぞれ個性が異なるこの3人が、ダンスミュージックの解釈を広げ、次代のレベルに到達するべくせめぎ合うスリリングな現場を、是非体験してほしい。

Omega f2;k
名実ともに首都圏最高峰のクラブジャズパーティーへと成長を遂げた『afrontier』のフロントマンの一人であるDJ Jun Morita。
そして英BBCの人気ラジオ番組『GillesPetersonWorldWide』でその楽曲を取り上げられるなど、その高い評価は海外にまで及ぶ『NovoTempo』の中心人物、山田章雅。この二人が内に渦巻くマッドネスを解放させて到達した、ジャンルも何もかもを超越したレベルミュージックの最終地点(=Omega)、それがオメガファックである。
Jun Moritaが超重力の音響で空間を捻じ曲げれば、山田氏は様々な(ストレンジな)デバイスを駆使し、耳をつんざくようなエフェクトで聴くものを異空間に吹き飛ばしてしまう。それはまるで音響のギャラクティカ・ファントムとも言える唯一無二の世界観。
驚異のエレクトロ・インプロビゼーションとフィジカルなパフォーマンス。音響と完全シンクロしたWiiリモコンを乱れ振るその姿に、あなたは熱狂せざるを得ない。Omega!!

DESTINATION / DESTINATION MAGAZINE
www.destination-tokyo.com/
www.facebook.com/destination.magazine
“DESTINATION”は2006年8月に渋谷MODULEでスタート。“REAL CROSSOVER SOUND”をキーワードに、ブロークンビーツから新世代のビートサウンドまで、ディープでかつ新しいサウンドを追求していくパーティである。これまで、松浦俊夫、福富幸宏、DJ MOCHIZUKI、grooveman Spot(Jazzy Sport)、ROOT SOUL、9dw等、数々のアーティストをブッキングし、次世代の若手クリエイターまでも積極的に紹介。さらには、Christian Prommer、Simbad、Simon S、Recloose、Red Rack'em等のジャパン・ツアーのサポートも経験してきた。
また2009年7月には、DESTINATIONの世界観をイベントとはまた違った形で表現するべく、フリーペーパー/クリエイティブマガジン『DESTINATION MAGAZINE』を創刊。全世界へ向けたこのバイリンガル・マガジンは、現在までに数えて12号を発行。Gilles Peterson、Dego、Mark de Clive-Lowe、Ben Watt、Jimpster、Karizma、Linkwood等、世界が注目するトップアーティストへのロングインタビューを中心とした誌面作りを続ける。