東京を中心にアーティストやエンジニアのネットワークを構築してきたTokyoMaxUsersGroup。 今回は特別プログラムとして、電子音響からミニマル・ダブ、テクノまでその職人気質なサウンドが高い評価を受けるMonolakeことRobert Henkeのアーティスト・トークと、Monolakeのライブ・ビジュアルを担当する映像作家Tarik Barriによるトーク&ライブからなるイベントをお届けします。
独特な音響処理と緻密なビート・プログラミングで質の高いアウトプットを続けるMonolakeことRobert Henke。音楽ソフトウェアLiveの開発元である独Ableton社の共同設立者であり、Max/MSPのコア・ユーザでもある彼は、Monodeckと呼ばれるハードウェアや、Max for Liveデバイスの制作など、自身のコンポジション/パフォーマンスの実現のためのテクノロジーも常に更新し続けてきました。またRobert Henke名義では環境音や電子音からなる重層的なドローンのサウンドスケープを奏でるほか、近年では音響だけでなく光、映像、デバイスも用いたインスタレーション作品を活発に発表しています。またMonolakeのライブで映像を担当し、インスタレーション作品でも共同制作を行うオランダ人映像作家、Tarik Barriもトーク&ライブで参戦。音の可視性/映像の可聴性を追求したオーディオ・ビジュアル・セットを、六本木SuperDeluxeの三面プロジェクションで実現します。
アーティストの今井慎太郎氏にモデレータとして参加して頂き作品、テクニカルな話を引き出します。
高橋 啓治郎氏にはAudio/Visualツールとしての観点でUnityゲームエンジンについて発表、Max/MSPのヘビーユーザーとして知られるDUB-RussellのLiveパフォーマンスありのTMUGスペシャルをお楽しみに。
追加出演者としてフジロックの出演をはたし快進撃を続けるビートメイカーeli walks、moph records所属のQUREA、TMUG EXHIBITION として共同演奏を体感できるインタラクティブ演奏デバイス/シンセサイザB.O.M.B.、LiFETONESがプロデュースするRingtones、KarappoがプロデュースによるOSCアプリALT OSC、M4L instrumentのmono/Mistが登場!アーティストや開発者と情報交換できる場を提供いたします。
主催:Tokyo Max Users Group
協力:A Hundred Birds Production,UNIT,setenv,butterfly effect studio,gift_lab
2012.09
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SUN