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B.I.G.JOE 4th ALBUM「HEARTBEAT」RELEASE TOUR 2013×噛ます犬×CUBEc.u.g.p

●B.I.G. JOE (ビッグ・ジョー)●
北海道は札幌出身のRAPPERでありEMCEE。DJだった兄の影響でREGGAEや90年代初期のNY HIP HOPカルチャーに強い影響を受け、レコードを買い始める。その後自らマイクを握り、まだ未開拓だった北海道HIP HOPカルチャーに新風を巻き起す。単身渡米や、仲間とのセッションを繰り返し、'02年に自主制作でリリースされたクルーアルバム:MIC JACK PRODUCTION(以下MJP)『SPIRITUAL BULLET』を発表。アンダーグラウンドシーンにその名を轟かすも、翌年オーストラリアで獄中生活を余儀なくされるという事態が起きてしまう。しかし'05年に突如リリースされた1stソロアルバム『THE LOST DOPE』は刑務所からの電話で録音した表題曲や、独房でギターと声のみで吹き込まれたテープから起こされた『MIDNIGHT EXPRESS』などは、最もリアリティーのある表現として評価されシーンに衝撃を与える。翌年(2006)には再びMJPの2ndアルバム『UNIVERSAL TRUTH』に獄中からフル参加を果たし、'07年には流刑の地で出会ったブロンクス出身のRAPPER:EL SADIQとのスプリット・ミニアルバム『2 WAY STREET』を発表。翌'08年、奇跡的に使用許可を得た刑務所の録音スタジオで1年半の歳月をかけて制作された2ndソロアルバム『COME CLEAN』は衝撃的なコンセプトとともに各業界から絶賛を受け、現在でも不変の輝きを放ち、多くのリスナーを獲得し続けている。そして'09年、帰国直後に盟友DJ KENと制作されたオフィシャルミックス『NO ORDINARY JOE』や、翌年(2010)、既に多くのヘッズが待ち望んでいた生身の3rdソロアルバム『RIZE AGAIN』を引っさげ、全国33ヶ所を周るLIVE『WORLD IS OURS TOUR』を敢行するなど、より洗練されたRAPパフォーマンスをシーンに提示。表情豊かな英語と日本語を巧みに使いこなし、特に『WAR IS OVER』や、盟友OLIVE OILとILL BOSSTINOのトリオで沖縄基地問題に言及した『MISSION POSSIBLE』などはP.Vを含め、言語の壁を超えてリスナーの心を掴み動かし、B.I.G.JOEの名を一気に全国区へと押し上げた。翌年(2011)、震災後に発表されたMJPの3rdアルバム『M.I.C』では、長年付き添ったクルーの結束力を証明し、同年に出版された自身のオーストラリア刑務所の経験を綴った著書『監獄ラッパー』では音楽を超えて、さらに多くの人々の心に新たな感情を焼き付ける事となる。'12年にはDJ HONDA、DJ KENSAW、DJ BAKU、K-BOMB、PUNPEEなどとの楽曲共演、またYOYO-CやSHADOW SHOGUNなどジャンルを超えたアーティストとの融合を果たすなど、HIP HOP界だけに留まらないオルタナティヴな活動は、B.I.G.JOEというカリスマ性をより一層進化(深化)させている。そして2013年、人類の真価が問われるこの時代、遂に3年ぶりとなるフル・ニューアルバム『HEART BEAT』をこの世に解き放つ時が来た。冴え渡るウィットに富んだ詩の世界、ヴァリエーション豊かで自由奔放なフロウはまさに官能的で、時に哀愁すら感じさせるそのRAP SONGはグルーヴに溢れ、現代に生きる様々な人々のインスピレーションとなり、勇気と希望を与え続ける。

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