EVENTS

Power 33

「国が滅びて、王だけが生き残るなんて滑稽だわ!」

そう叫びながら、少女は祖母に教わったある言葉を思い浮かべていた。

けっして口にしてはいけない、一族にだけ伝わる滅びの呪文。

でも、その言葉を知っている事でほかのおまじないに力を与えてくれるから、

と祖母がそっと教えてくれた秘密の言葉。

だが、少女は決心していた。いいわよね、おばあさま。

「ラピュタは滅びぬ!何度でもよみがえるさ!」

欲に狂った男が、壁の向こうで声を荒げている。

「ボクの左手に手を乗せて」

その声に、少女は彼女が世界で唯一信じる少年とそっと手を重ねた。

少年の手には青い光を静かに放つ、飛行石が握られていた。

石の冷たさと互いの指のあたたかさを同時に感じながら、

ふたりはともに言葉を発した。

「パワーサンジュウサ...!」



と、いうわけで今回のPower 33はまた渋谷に戻って開催です!

といってもまた箱は違うトコロなんだけどね。

ちょっとアフリカに行ってたり、雪山で遊んだりしてたもので、

今年一発目といつつ、もう4月なんですね。びっくり。

この文章を書いてるのは2月なんですが、partyやるころにはけっこうあったかくなってるはず。

いいともも無事フィナーレを迎えているはず。



ではでは、みなさま、渋谷にてお待ちしておりまーす。