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黒田卓也

12歳でトランペットを始め、大学時代にはすでに関西では名の知れた奏者となった黒田卓也。大学卒業後に渡米し、ラリー・ヤング、ブラッド・メルドーらを輩出したニューヨークの名門ニュースクール大学ジャズ課に進学。在学中から彼の地でも頭角を表わし、多岐にわたるミュージシャンと共演を重ねてきた。やがてその活動はホセ・ジェイムスの目にとまり、バンド・メンバーとして迎え入れられるや、最新作『ノー・ビギニング・ノー・エンド』ではホーン・アレンジも任されるなど、彼の、ひいては現在のニューヨーク・サウンドを形成するキーパーソンのひとりにまで数えられるようになった。3枚のリーダー作を経て、今年2月にはメジャー・デビュー作となる『ライジング・サン』をリリース。ホセのプロデュースと確かなクオリティで、シーンの話題をさらったことも記憶に新しい。前日まで“ブルーノート東京”で開催されているJUJUのステージにも参加することからもわかるように、国内外のミュージシャンからも信頼の厚い黒田。彼が敢行する凱旋公演は、シーンの切っ先を鮮やかに描き出してくれるに違いない。

http://www.motionblue.co.jp/artists/kuroda_takuya/