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MANTIS "Collapsizm” Tour

Smith&Mighty/More RockersのRob Smithに絶賛され、Rhythm & SoundのMCであるTikimanとのレコーディング、そしてThe OrbやMoritz von Oswaldの来日ライブに出演によって大きな注目を集めた逆輸入の純国産ダブ・ユニット「MANTIS」。
1stアルバム『≒dubious』から5年半を経て、今年8月6日にBLACK SMOKER RECORDSより待望の2ndアルバム『Collapsizm』をリリース!
『Collapsizm』では、Paul St. Hilaireやantennasiaのsanをフィーチャーし、どこまでも深い音響処理で唯一無二のダブワールドを切り開いている。
そして、大量のビンテージアナログ機材とラップトップを駆使しリアルタイムで空間処理していく圧巻のLIVEを、是非体感してほしい。


https://www.facebook.com/events/639436639463813/

■MANTIS
 MANTISは、Moss(モス)とLa-Pachu(ラパチュ)によるデュオ・プロジェクトである。2005年12月に長野県蓼科で結成され、その後東京を拠点に活動を行う。
 両者ともにエレクトロニック・ミュージックとダブから多大な影響を受けており、それらの音楽的ルーツを綴じ合わせていくなかで、手法としてのダブのマナー(ミキサーとアナログ機材によるリアルタイムのダブミックス)とエレクトロニック・ミュージックにおけるアウトプットの精緻さ(コンピュータによる制御)それぞれのアドヴァンテージを生かした、ハイブリッドなサウンドに到達している。ライヴでは大量のヴィンテージアナログ機材とラップトップを等しく駆使し、Moritz von OswaldやThe Orbの来日公演においてフロント・アクトとして抜擢されるなど、そのパフォーマンスが反響を呼ぶ。
 2007年および2009年にはMoritz von OswaldとMark Ernestusによる伝説的ミニマル・ダブ・プロジェクト、RHYTHM & SOUNDのヴォーカリストであるPaul St. Hilaire a.k.a. Tikimanとのコラボレートを敢行、おおきな話題となった。2009年1月には自らが主宰するTiltloose Recordsよりファースト・フル・アルバム『≒dubious』、また、同年12月にヴァイナルEP『≒dubious EP』をそれぞれ発表、RHYTHM & SOUNDを筆頭とするドイツのミニマル・ダブに共振するクールでディープな質感と圧巻のベース、そしてけっして音数の多い音楽ではないミニマルなサウンドを主体としているにもかかわらず1曲につき100以上ものトラックを使用するなど、徹底して細部にまでわたってケアが行き届いた高いレベルのミックスとプロダクション・テクニックによって、日本国内のみならず海外においても評価を決定づけた。
 以降イギリスの『WIRE』誌やRed Bull Music Academyで紹介されるなど、着実に歩みを進めつつ新作の制作に専念。2014年、Paul St. Hilaireやantennasia(アンテネイジア)のsanといった長年のコラボレーターとの新曲をフィーチャーし、また、変拍子を大胆に取り込んでより深化/進化したリズム・アプローチを身にまとった待望のセカンド・アルバム『Collapsizm』を発表、独自のダブ解釈にさらなる発展を遂げている。
 『Collapsizm』は、多方面から日本の異才が集結するBLACK SMOKER RECORDSよりリリース。マスタリングは、ミニマルダブの巨匠にして元Dubplates & Masteringのマスタリング・エンジニア(後にマスタリング及びヴァイナル・カッティングをおこなうscape masteringを自身で運営)であるPoleことStefan Betkeが担当。現在、Mossは北海道在住、現地でミックス/マスタリング・スタジオ、Remold Worksを運営。
http://tiltloose.com/
https://twitter.com/Tiltloose
http://www.blacksmoker.net/

<関連リリース>
MANTIS『Collapsizm』(BLACK SMOKER RECORDS)
2014/08/06 リリース

「数年ぶりに届いたMANTISの新作は変わらずに彼ら独自の道を歩んでいて嬉しく感じた。音と音像に関する執拗なまでのこだわりに彼らの音楽への誠実さが伺える。その誠実さがある限り彼らの音楽は魅力的に響き続けるだろう」 
半野喜弘 (音楽家/映画監督)


■ENA (7even, Samurai Horo)
Drum&Bassから派生した独自な音楽の評価が高く、Loxy、Surgeon、Mu-Ziq、Peverelist、Pangaea、Laurent Garnierなど、ジャンルを問わないTop DJからのサポートを受け、Resident AdvisorのPodcastに自身の曲を中心としたMixを提供。
多数のレーベルからリリースを重ねると同時に、楽曲のクオリティの高さからミキシング/マスタリングの評価も高く、さまざまな作品にエンジニアリングでも参加。
2013年には7even Recordingsからアルバム『BILATERAL』をリリースし、日本全国、アジア、ヨーロッパとツアーを成功させるとともに、今もっとも注目されているレーベル“Samurai Horo”のコンピレーション作品『Scope』に2曲提供。
ヨーロッパ・ツアー中に出演したRedbull Radio Berlinにて、2014年に同レーベルからアルバムがリリースされることが発表され、2014年3月には「Bacterium EP」を発表。
http://ena-1.flavors.me/

■miclodiet (sludge-tapes)
東京都新宿出身/sludge-tapes主宰。2007年からライヴ活動を開始。これまでにanbb (alva noto & blixa bargeld)、mika vainio、Mark Fell、Frank Bretschneider、Mark McGuire etc…数々の来日アーティストのフロントアクトとしても活躍。2010年、OPTRON奏者・伊東篤宏とのユニット“ultrafunctor”を経て、2011年には自身のレーベル、sludge-tapesを立ち上げ1stEPリリース。また、BLACK SMOKERよりリリースされたATSUHIRO ITO『Midnight Pharmacist』のサウンド・エンジニアを手掛ける。2012年、HEADZよりリリースのsuzukiiiiiiiiii×youpy『sxy』にremix収録。2013年、daen V.A 「inner tape」、Steven Porterとのスプリットであるsludge005「Restored / Waste」をリリース。shotahiramaとのスプリット、『clampdown』も2014年6月にリリースされたばかり。
http://sludge-tapes.com

■Catalyst (eardrum)
ミニマルと音響処理としてのダブを音楽的主軸に、ダンスミュージックの快楽性と実験性という相反する要素の融合をコンセプトに活動している。 ミニマルなテクノやハウスを軸にグルーヴの変化とミックスによる展開に焦点をあてたセットやミニマルダブ、ダブステップなどベーシックチャンネル以降のエレクトロニックダブに焦点をあてたセットなど、パーティー、空間、オーディエンスによって様々なスタイルでプレイしている。