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Veranda meet Hula Honeys

Feldermelder (Hula Honeys / Switzerland):
若き10代の頃のManuel Oberholzer (Feldermelder) 青年は、Amiga 500 (80年代中旬にヨーロッパを中心に人気を集めたパソコン) を使って製作を始めた。そこで培われた規律や集中力は、クリエイティブなビート構築やアレンジメントにおいて今でも応用されている。スティーブ・ライヒやシュトックハウゼン、クラシック・ジャズ、新旧交えたエレクトロニックやアナログ・ミュージックに見られる脱・構造的な作品が主な影響範囲と語る。音楽の多様性が彼に刺激を与え、彼自身の音の冒険を反映し、未だ進化し続ける音を構築し、アーティストとしての才能の噴出に対し、地図とコンパスのガイドとしての役目をしている。 アナログとコントロールされたデジタル装備によって、幅広いレンジでプレイされる彼のサイケデリックなライブショーを世界中でこれまでにパフォーマンスしてきた。共演陣との終わりなきリサーチが彼をよりいっそう不明瞭にし、多種多様な会場、クラブ、フェスティバル、スクワット、美術館、 レイブでの出演を可能にしてきたと言える。Toronaut、Gibraltar Vacuum、Black Cargoes、Deconstructing Drumboys、FM Grand Trioなどの別名義でも活動することで、別の世界観を見せ、新たな音楽表現を探索している。2002年のSpezialmaterialや他レーベルが注目を集めたことにより、FeldermelderはSinner DCやOy、Mimetic、Scrubber Fox、Mochipetなどのリミックス、リ・ワークの分野で新たなレベルへと突入することに成功した。

Nik! (Hula Honeys / Switzerland):
ニックはこれまでに、ブッ飛んだDJセットとイベントを手掛けることで、チューリッヒのシーンに騒乱を巻きおこしてきたDJ。パーティー・プロモーターとして、レーベルHula Honeysの共同設立者として、またDJとしての彼の活動は、彼の人脈と絶妙なニュアンス、ノイズ、 ヘビーなベースラインと賛美歌によって成り立っている。90年代後期から始めたDJキャリアでは、 好奇心や未知への探索や冒険に対する愛情に突き動かされ、エレクトロニカからダブ、レフトフィールドなヒップホップ、ダブステップ、テクノ、レイブ、エクスペリメントなどの雑多な音楽の間をくぐり抜けてきた。それらのスタイル全てがまとまり、現在の彼のDJスタイルとして一つに集約している。2012年からNik!と相方のDJ Soultは、チューリッヒの伝説的なパーティー "Y nights"のレジデントDJとして活動し、2007年から2010年までエレクトロニカ・アクトのSharestの片割れとしても活動。2011年からは実験的でダビーなブレイクビーツを追求した新プロジェクト "Bear the Eagle" を開始している。これまでにスイス、オーストリア、ドイツ、日本、中国、イタリア、ハンガリー、ラトビアでのフェスティバルやパーティーに出演し、Mouse on Mars、Laurel Halo、The Gaslamp Killer、Andy Stott、DMX Krew、NHK'Koyxen、Addison Groove、Donna Summer、Dimlite、Cylob、Ceephax、Wisp、Karl Marx Stadt、Otto von Schirachらとの共演を果たしている。

FDF aka Fallopian Disco Force (MORO x MEMAI x H.S. Love Hennessey):
ヒップホップやノイズ、ダブステップ、さらにはターキッシュロックまであらゆるジャンルを挑戦的にミックスし、独自のサイケデリック・ディスコサウンドでフロアを揺らす完全即興ライブバンド。90年代後半に結成、発狂カーニバルの余興からデルタ・ブルースのハウリングノイズをもカバーするモンドサウンドと、カオスに練り上げていく即興パフォーマンスを貫いている。HS LOVE Hennessy(エレクトロニクス/ダブ)とMORO(ドラム)を中心に様々なゲストパフォーマーとのセッションを経て、2012年よりDJ MEMAI(ターンテーブル)を迎え、現在の3人編成となる。ぶっ壊れていくビート、おぼろげなエキゾティカ、そしてキテレツなインプロヴィゼーションで構築された予測不可能なマッシュアップがオーディエンスを別次元のパーティーへと誘う。

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https://www.super-deluxe.com/room/3700/