Dilla Night

Qromatie Crew が毎年企画している ”DiLLA NiGHT”。J.DILLAに多大な影響を受けたDJが毎年命日に集い、彼に関連する楽曲を一晩中鳴らし続けている。

■J Dilla　（’74.2.7-‘06.2.10）
HIP HOP MUSICに大きな影響を与えたデトロイト出身のビートメイカー。94年、Q-Tipにデモテープを渡したところから、The Pharcydeの大ヒットシンル”Runnin’”を手がける事になり、一大センセーションを巻き起こした。その後はDe La Soulのプロデュースや、Busta RhymesのRemix等を手がけ、彼の名とサウンドは急速にシーンに浸透。自身の参加していたSlum Villageや、A Tribe Called Quest及びQ-TipやCommonの楽曲等、多数の作品のプロデュース、BBE、Stones Throw等の良質レーベルからのリリース、Madlibとのユニット、Jaylibのリリースなど、リスナー達を毎度唸らせてきた。03年頃から免疫疾患を患い闘病生活を送ることになり、06年、”Donuts”をリリースした4日後に逝去。ヒップホップシーンに衝撃を与えた。その早すぎる死を惜しむ声は根強い。その後、本人の遺作として”the Shining”が発表、また”Ruff Draft EP”が大幅に音源を追加して再リリースされるなど、その作品は死後も発表されている。