about RICE (part 2) :
僕とGが最初に出会ったのはベルリンだった。 以前にもここで書いた事があるので読んでくれた人もいるかもしれない。 ベルリンで意気投合した僕とG。だか帰国してすぐにRICEを始めたわけではなかった。 今回はその話を書こうと思う。 何故僕の相方がGなのか。。。
一年間生活したベルリンから帰国した僕は、日本と海外のギャップに悩まされていた。 悠々自適なスローライフから一転し、日々の生活に追われる毎日が続く。 僕の音楽に対するモチベーションはどんどん下がっていった。 少しずつ音楽やDJから遠ざかっていき、そのまま音楽活動を辞める方向へも傾きはじめていた。 それでもGは、一緒にパーティーを始めるというベルリンで交わした約束のためのアプローチを続けてくれていた。 もちろん僕もやりたい。しかし今の僕にGと最高のパーティーができるのか。。。
そんな日々が続く中で、僕は自分の正直な気持ちをGに伝えた。 音楽に対するモチベーションの変化と、帰郷していた地元から名古屋に移住する不安を。 それでもGの気持ちは変わらず、何か確信めいたものさえ感じさせる。 DJセットの全てのトラックが文句なしにクールでmixも抜群で、センスの塊みたいなやつが色んなDJを見てきた上で僕を選んでくれている。 僕しかいないと言っている。 最後にこの人と本気でパーティーをやろう。 単純にそう思えた。
結局帰国後2年以上かかったけれど、Gは日本一のパーティーを作るための相方のポジションを空けて名古屋で待っていてくれた。 まったくありがたい。 そして現在、あの頃の苦悩が嘘のように最高のヴァイブスでRICEをやれている。 だからTanukeepの相方はGしかいないし、Gの相方はTanukeepしか務まらない。 唯一無二で二人で一つなのだ。
LOVE LETTER FROM TANUKEEP
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