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Kahn & Neek Japan Tour Tokyo

UK発、“新しいブリストル・サウンド”を牽引するシーン最重要コンビ《カーン&ニーク》が待望の初来日ツアーを敢行する。

現在20代半ばのカーンとニーク。Kahn & Neek名義では、初期グライムやダンスホールに、パンクやインダストリアルの感覚を注入してアップデート。Gorgon Sound名義では、UKスタイルのステッパーズ・レゲエを、ダブプレート文化を忠実に継承しながら展開。そのどちらにも共通するのは、サウンドシステムの伝統に則ったスタイル。ふたりが生み出すサウンドとプレイは、既にUKはもちろんヨーロッパ全域、アメリカでも大きな人気を集めている。
またふたりは、雑誌『Wire』にて「ブリストル・ニュースクール」と題した特集も組まれたコレクティヴYoung Echoのメンバーであり、Kahnはソロとしても幅広い作風の作品を発表している。ふたりが運営するグライム・レーベルBandulu Recordsは、アートワークから流通まで全てをD.I.Y.で行なっている。
Kahn & Neekは、同世代の若い才能はもちろん、ブリストル・サウンドのオリジネイターや革新者たちからも絶賛されている。

今回のツアーは、東京、名古屋、京都、福岡、函館、小樽の6都市で開催。東京公演では、イベント〈BS0〉の第1回めとして、7月24日の深夜から渋谷スター・ラウンジにて開催。しかも東京ではKahn & NeekとGorgon Sound両方の名義でのプレイという、海外でも滅多にないセットを披露してくれる予定。サウンドシステム・カルチャー、そしてブリストル・サウンドの最先端を見逃さないでほしい。
迎える日本勢は、BS0主催のBim One ProductionとSoi Production。Bim One〜はルーツ/ダンスホール・レゲエのセットでフロアを暖め、Soi〜はジャングル・セットでUKスタイルの夜を締めくくる。そして、耳のヴェテランBS0クルーが、この夜に相応しいアクトを用意する“and more”の出演者にも期待してほしい(後日ウェブで発表)。全体の空気をコントロールするホストMCは、Ja-ge。
サウンドシステムは、国内トップクラスでありながらも、日々そのサウンド探求に余念がないeastaudioが担当。ベースがうねりを上げハイハットが空間を飛び交う、サウンドシステム・ミュージックの真髄を、身体の芯から感じさせてくれるだろう。

満員札止必至の夜。優先入場ができる前売券を入手して、ハードコア・ミュージックの最新版を、ひと晩通して楽しもう。我々は最高の音楽を用意して、君たちがやって来るのを待っている。