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Optimist feat. Mental Groove

スイスの老舗レーベルMental grooveのオーナーOlivier Ducret登場

今回の"OPTIMIST"は昨年25周年を迎え、さらなる進化をし続ける、スイスの老舗レーベルMental Groove Recordsの創設者であり、オーナーでもあるOlivier Ducretを招きレーベルショーケースを開催する。ジュネーヴを拠点とするこのレーベルは90年代初頭に急発展を遂げたスイスのレイヴシーンを先導し、スイスハウスやテクノのリリースをいち早く手がけ、スイスで最もエキサイティングなエレクトリックミュージックを後押ししてきた。今や世界をまたに駆けるスーパースターLucianoの初期の作品から、スイステクノのパイオニアMarco Repetto and Stefan Riesenの初期の実験的な電子音楽、The Imperial Tiger Orchestraのエチオピア経由のジュネーヴジャズ探求作など、幅広いジャンルのアーティストの音楽をリリースしてきた。AIRで幅広いジャンルの音を提案してきた"OPTIMIST"とMental Grooveとの融合は、ダンスミュージックファンのみならず、全ての音楽ファンに体感して欲しい。トラックメイカーであるAsian Psilocybe FoundationのMental Grooveからのリリースパーティも兼ね、特別な平日を飾る。

<Olivier Ducret>
Oilivierはイギリスの音楽雑誌NMEや、ロンドン、北イングランドでの週末の夜を通してUKインディーカルチャーの源泉に触れ、そこで受けた影響をジュネーヴへと持ち帰り、Spacemen 3, Inspiral Carpets,The (early..) Shamen等ジュネーブのクラブカルチャー創世記のイベントを積極的に推し広め、その中で彼自身もDJ活動をスタートさせた。パーティシーンが拡大するに連れ、自身もイベントをオーガナイズするようになっていく。サマーオブラブの中期、UKをツアーして周り終え帰国するとスイス航空より受けていた内定が流れてしまうというハプニングがあったが、まさにMental Grooveのパーティはその時に生まれたものだった。The Orb、Steve BicknellやBasic Channelクルーといったアーティスト達をゲストに招き、野外や倉庫で日が上るまでフロアを熱狂させ続けるパーティとなっていく。
また、Mental Grooveはもともと1989年の初頭にローカルのプロデューサーらとともに趣味として始めたものだったが、当時はまだ無名だったLuciano, Miss Kittin, Donato DozzyやBrodinskiといったアーティスト達と契約し、レコードレーベルとしても急成長していく。1995年、レーベル名を冠したレコードストアもジュネーヴにオープンし、2005年で閉店するまで気の合う仲間やDJ達が集う憩いの場所となった。そしてMental Grooveレーベルは現在に至ってもLugano Fell's (James Taylor ex- Swayzak) の実験的なアンビエントや、Sinner DC'sの瞑想を誘うかのようなシューゲイズ、Eduardo De La Calle'sのダビーな作品、Kadebostany's über-popular fanfareといったラインナップをリリースからわかるように、自分達のカラーを変えることなく前進し続けている。