いつしか“Nagoya Timmy”と呼ばれるようになった本パーティは、今年で12年連続同日開催となる。図らずも、今やこのパーティで踊ることは、ハウスおよびダンスミュージックファンの中では、新年を迎えるにあたっての完璧なイニシエーションとなってしまった。
Timmyの真骨頂であるソウルフルな選曲を土台に、近年精力的に制作するアフロセントリックな楽曲を織り交ぜた黒檀色の彼らしい世界観は、10時間近いロングセットで堪能でき、“ダンスマラソン”と形容されている。
今年もオープニングを飾るのはPigeon Recordsの名バイヤー、DJ Hattori。自身も熱心なTimmyフリークと語る彼のプレイを楽しむところからこのパーティに参加する人々も毎年増えている。パーティのトータルコーディネートは、初回から陣頭指揮を執ってきたCROWN(名古屋)&JOKER(浜松)だ。
ダンスフロアに立てば、おそらく自分でも驚くほどの高揚感が得られるであろう“Nagoya Timmy”。数多い年末のパーティの中でもRay Of Hope(希望の光)として君臨し続けてきた本パーティの素晴らしさを今年も狂乱のダンスフロアの中で再認識してほしい。
2015.12
30
WED