□高橋 透 / TOHRU TAKAHASHI□
ディスコカルチャー全盛の1976年からDJ活動を開始。80年ニューヨークのクラブシーンに憧れ移住、12West、The Saint、Anvil、Monsterなどゲイカルチャー全盛のタフでハードなクラブ・シーンを体験後、81年に一時帰国しNew York Discoを中心にNew Wave、No Waveをミックスする斬新なプレイでTsubaki House(新宿)、Tsubaki Ball(六本木)、Club-D(原宿)と80年代の最先端ディスコ&クラブでメインDJを4年務めた。85年に再びニューヨークへ戻りdjレストラン“Fujiyama mama”のオープンからレジデントDJとして活動しながら、今日のクラブシーンに最も影響を与えたダンスミュージックの聖地“Paradaise Garage”へ通いハウスミュージックの黎明期を体験、レジデントDJ(故)ラリー・レヴァンのプレイに影響を受ける。Garageクローズ後もStudio 54、World、Choice(ex:Loft)ほかニューヨークのアンダーグラウンドクラブで繰り広げられた数多くのパーティーに参加。ダンスホールにも興味を持ち“MARS”では、スレンテンを中心にプレイするレギュラーになるなど4年間に渡るニューヨークのDJ活動を経て、1989年11月芝浦“GOLD”のオープンの為に帰国。サウンドプロデューサー兼メインDJとしてハウスミュージック/ガラージサウンドを国内に浸透させ5年半に渡る“GOLD”の黄金時代を築いた。GOLDクローズ後はSMOKER@Loopのレギュラーゲストを始め全国のクラブ、パーティー、イベントに多数参加。宇川直宏とMOODMANとタッグを組んだ“GODFATHER”が99年にスタートする。07年に自叙伝「DJバカ一代」(リットーミュージック)を出版し、70年代からのDJ活動の全貌を活字で明らかにし各方面で絶讚された。また同年リリースのミックスCD「SICK HOUSE」は、ラリーレヴァンの人間サボテン化計画(DJバカ一代参照)に焦点を当てアナザー・サイド・オブ・パラダイスガラージな内容で話題を呼ぶ。そして08年GODFATHERは10周年を迎え『GODFATHER 10th anniversary Vol.1 / deathcovery mix - Mixed by TOHRU TAKAHASHI』をリリース。日本で最もレジェンダリーなエクスペリメンタル・パーティーとして全国各地からパーティーオファーが絶えなかった。しかし、2011年9月16日恵比寿Liquid Roomでの『GODFATHER BRAKE UPI』を最後にGODFATHERを解散、DJ活動を休業した。そして2015年10月、4年ぶりにDJ活動を再開し、10日には「RELATIONGROOVE10th Celebration (Kyoto)」でGODFATHERも復活。SoulからDisco、GarageからMinimalと常に進化するダンスミュージックを織り交ぜエモーショナルでストーリー性のあるミックスを得意としている。2016年DJ 活動40周年を迎える。
□DJ NOA□
79年東京の西寄りは吉祥寺生まれ。15歳よりDJとしてのキャリアをスタート
ある種での雑食的なアンバランスな音楽遍歴を持ち合わす故、ジャンルを超えた選曲、ミキシングに独特の空気感とバランス感を持ち合わせる。
国内外を問わず、様々なパーティーからパーティーへ、ラジオやギャラリーのレセプションに至るまで、多種多様なシーンに対応できる稀有なDJの1人である。
現場でのプレイ同様に幅広い楽曲をセレクトしたDJ MIXもシーンやカルチャーを超え評価が高い。15年よりEILD AGENCYに所属。
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