Metro

今、世界的に注目されているインドネシア・アンダーグラウンド音楽シーン。
その中でも、一際異彩を放ち、DJ・トラックメイク・エディットなど多方面に活動するGerhan Ferdinal a.k.a. KOMODO。
60年代インドネシア初のインディレーベルを設立したバンド「ARULAN」のギタリストSJAHRUL G. BAJUMIを叔父に持ち、幼少期より世界中の様々な音楽やアートシーンに触れるうち自然と様々な楽器を操るようになり、1996年グラフィックデザインを学ぶため渡米。
その時「wicked」を始めとする、サンフランシスコレイブシーンに傾倒し、西海岸を中心に様々なパーティに参加。
2006年インドネシア帰国後には、現在のジャカルタアンダーグラウンドの礎となったクラブ「PARC」にて、インドネシア初となるdubイベント「Tuesday Smokeout」や、今もジャカルタで語り継がれる伝説のアンダーグランドパーティ「quirk it!」を主催。
現在もDJプレイだけでなく、数々のエディット、バンドユニット等にて独自の音楽を作り続け、 2013年にはセルフレーベルAkamady Recordsより、ファースト7インチ"シングル『Music Akamady』をリリース、今年2016年には、Discodromoが主宰するベルリンのレーベルCockTail d’Amoreより12インチEP「Magic Hour」をリリース。
昨年2015年には、ene recordsを主宰するCHIDAと共に、ベルリン、アムステルダムなどでDJプレイ、日本でのプレイは2014年以来になるが、ディスコ・ハウス・ダブ・テクノ等のジャンルでは伝えることの出来ない、Gerhan Ferdinalがメイクする唯一無二の音楽空間に酔いしれてほしい。