新しい音を求めて細分化・再深化しようと躍起のTYO(東京)のクラブシーンで、軽やかに街を彩る一翼が『FAKY』と『FEMM』と『Yup’in』 の「7人の女」からなる一派。つい先日、それぞれのアーティスト・ネームから2文字ずつを引用し『FAMM’IN (読み:フェイミン)』という名のユニティー結成を発表したばかりだ。
クラブの聖地スペイン/イビザの有力DJ『Sak Noel』からのオファーを受け、既に海外では大きなムーヴメントとなっていた「No Boyfriend No Problem(カレシいなくても問題ない!)」の日本語版に、フィーチャリング・アーティストとして『FAKY』と『FEMM』が登場したり、高いクォリティーを誇る人気動画サイト『Vimeo』で、異例とも言えるレコメンド枠の常連である『BRDG』が主催するビジュアル&オーディオ・イベントでのコラボレーション等、昨年より、ライバル同士である彼女たちが、敬遠ではなく競演することでユニティーとしての存在感をグッと押し上げてきた。
【No Boyfriend (Japanese Version) ft. FEMM & FAKY】
http://www.youtube.com/watch?v=yZsF-MyX5FM
【VRDG+H Digest Movie】
http://www.youtube.com/watch?v=bOzQe6kQ9ik
言わずと知れた『MAJOR LAZER』の躍進でムーヴメントになっている「TWERK」をいち早く日本で紹介した『TWERK ‘EM ALL』、元『FACT』のドラマーが『Diplo』のリミックスなどを手がけるトラックメーカーらと新たに組んだ『Radical Hardcore Clique(以下:RHC)』、前出の『BRDG』など、リアルシーンの猛者たちからの支持を、ライヴ現場で獲得してきたのも大きい。
4/27には、第1弾リリースとしてセルフタイトルの配信限定E.P.をリリースし、同時に、初の『FAMM’IN』名義楽曲である「circle」のミュージック・ビデオも公開された。前述の『RHC』をプロデューサーに迎え制作され、雅楽のサンプリングが絶妙なトラップ・ソングだ。日本ではまだあまり知られていない『スポークン・ワード』による全編日本語詞のアプローチも新鮮だ。
【circle MV】
http://www.youtube.com/watch?v=_tHJwoSRcBc
そんな彼女たちが主催し、もちろん全員出演するイベントの詳細が本日発表された。今後、定期的に行っていく予定で、初回はそのベータ版を意味する『#0』というナンバリングが施された。いわゆるただの対バン形式のイベントではなく、シームレスに3組がコラボレーションを行うユニティーらしい演出になるとのこと。チケットの発売情報など詳しくは、下記のオフィシャルHPで随時更新されていく。
FAMM'IN official website:http://www.fammin.jp
■チケット
チケットぴあ:P-CODE(299012)*5月9日発売開始
イープラス: http://eplus.jp *5月12日発売開始
Peatix: http://ptix.co/21HorRp *5月9日発売開始
iflyer:http://ifyr.tv/x1Ke *5月9日発売開始
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