■Jun Akimoto(DJ) / Fuse London Bio:
横浜で生まれ育ち、ロンドンを経由して現在は京都在住。Jun Akimoto は、エレクトロミュ ージックの統一されたクオリティーを具現化するアーティストである。現在 36 歳、ロンドンの Fuse ファミリーのコアメンバーの一人だ。ディープかつダビーなテクノグルーブを'Fuse sound'で包みこまれたスタジオから解き放ち、彼が製作するそれぞれの楽曲に繊細なニュアンス を加える。楽曲製作と平行して、作品と同じような深くて官能的なグルーブを持った魅力的な DJ セットを投下することで順調な DJ キャリアを継続している。
元々はサッカー少年だった Jun は、13 歳の頃にその情熱が音楽へとシフトしていった。友達 から借りたスケードボードのビデオの中の The Beastie Boys が奏でる音楽は、彼の人生の中で 今まで聴いたことのない新鮮なものだった。15 歳の Jun Akimoto は、すぐに虜となってしまっ た。サッカーにまったく興味がなくなってしまった Jun は、レコードショップに通い始め、ヒ ップホップやジャズを始め、様々なジャンルのレコードをコレクトし始めた。そして 1999 年に 彼をハウスやテクノの世界へと深く没頭されてしまうできごとが起きる。東京で行なわれた Richie Hawtin のプレイを見にクラブへ行った、そこからストーリーは始まった。
まさに彼が青年期に The Beastie Boys の音楽を聞いて経験したように、ハウスやテクノのみ が鳴り響いていた Richie Hawtin のショーで経験した音楽に魅了されてしまった。そして、す ぐにレコードコレクションの多く割合がエレクトロミュージックへと代わっていったのである。 大学で経済の勉強を終了させた後、彼は日本での成長には限界を感じ、日本は少し小さすぎると 気づいた。その論理的な移行は、彼の夢が実現でき、実現するであろう都市ロンドンへ真っすぐ と進んだ。Jun は、最初の数年、ロンドンで伝説的なベニューである The End や fabric の雰囲 気に浸るため一人でクラブへ通い、KompaktのMichael MayerやPoker FlatのSteve Buな どを見つけ出し、彼の目標を達成するために必死に打ち込んだ。
この啓発の旅は、結果的に仲間の日本人アーティストで、クラビング熱狂者から本格的なミュ ージシャンへの進化の鍵となる Ittetsu との出会いへと導いた。Jun の兄弟に例えられる Ittestu は、すでにエレクトロミュージックを製作しており、製作知識を増やすために Jun をサポート した。この 2 人は、スタジオで多くの時間を楽曲製作のために費やした。2008 年の終り頃、Brick Lane の 93 Feet East で Fuse がローンチされ、Jun と Ittetsu は、このロンドンで悪名高いパ ーティーのレギュラービジターとなっていった。毎週日曜日のデイタイムに開催されていたパー ティーを共に過ごすことは、彼らをスタジオに向かわせる時間を増やし、'Fuse Sound'を楽曲の 中に織り込むことをインスパイヤーした。
毎週日曜日、2 年以上もの間このデュオは第 2 のホームである Fuse のダウンスフロアーで共 に過ごし、これが Enzo Siragusa と出会うことを導いた。おなじみの顔だと認識していた Enzo が、Jun へ話しかけたことがきっかけで、Jun がデモをその後 Enzo へ渡し、その楽曲が正式に プレイされたのである。それ以来 Jun と Ittetsu は Fuse Family となり、Fuse の一角を担って きた。
Jun は、現在、日本へと帰国したが、Fuse のコアメンバーとして残った。今はクラブからで なく、彼を囲う古代のお寺や自然の美しさの景観を守る京都の平静からインスピレーションを受 けている。キャリアの新しい段階である。静けさが時として人を落胆させる一方で、すべてのリ リースの DNA として深く染み込んでいる繊細な日本的なニュアンスが探しながら、彼は音楽へ より集中する時間を見出している。
■Chuntaro (Deep Secrets, Nomads Only, Tokyo/DC)
Chuntaro was born in Tokyo and has lived a wandering life around the globe. These days he can be found living an elusive existence as a DJ in the underground dance music scene.
東京で生まれ、その後世界中を点々とする。現在は神出鬼没のダンスミュージックDJとしてアンダーグランドを並走する日々を送っている。
■REN
この世に生を享けたその日からヒップホップ英才教育を受けてきた、若干23歳のDJ/トラックメーカー。
都内だけではなく海外での生活も長く、様々な「ストリート」を目の当たりにしてきた生粋のシティーボーイ。そんな中、野外フェスにてダンスミュージックと出会いやがて自らのめり込むようになった。
2014年、DJとしてのキャリアを代官山AIRにて始める。その後は渋谷WOMB、VISION、新木場AGEHAなどの都内主要クラブでプレイし、さらにはMercedes Benz Fashion Weekなどのファッション系イベントからART FAIR TOKYOなどの文化系パーティーまで幅広く活動している。
ハウス~テクノ~ディスコを軸としつつも、ヒップホップ、R&B、ソウルなど、今まで培ってきたセンスを頼りにジャンルレスにミックス。
トラックメーカーとしてもその頭角を現しつつあり、ラッパーへの楽曲提供や、韓国発アパレルブランド99%ISによる2016 S/Sランウェイではショー冒頭動画の楽曲を手掛け、雑誌VOGUEなど各種メディアに掲載された。
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